プレゼンは慣れ。
練習あるのみ!
よく聞きますね。
でも具体的な練習法ってご存知でしょうか?
年間200本以上のプレゼンを行う現役あがり症の筆者が、
プレゼンが苦手と感じているみなさんへ具体的な練習方法4選をご紹介します。
- 口に慣れるほど声を出す
当然ですが、声に出しましょう。
最初は小さい声で大丈夫です。話す内容をぶつぶつと呟いてみましょう。
もちろん本番さながらに声を張って行うことも大切ですが、まずは話す内容の順序を頭に入れることが先決です。
ぶつぶつと呟くことでプレゼン全体の構成を掴むことができます。
この時、原稿を丸暗記する気持ちで一言一句チェックするのはやめましょうね。
あくまで構成を頭に入れることが目的です。
この呟きを経て構成が頭に入った段階で初めて本番さながらのリハーサルを行いましょう!
- 最初は制限を設けず時間をとってみる
プレゼンには時間制限があるものもありますね。
例えばこの原稿を5分におさめる!!
と思って膨大な原稿を早口で話し
「4分30秒!やったー!!」となっている方もいます。
これ意味ありません。
まずは規定タイムを気にせずに、自分の伝えたいことを話してみた時間をとってみましょう。
出来れば本番と同じ状況で。座って行うプレゼンであれば座った状態で。立って行うものであれば立ち上がって。
本番同様身振り手振りも加えてみましょう。
この状態で伝えたいことを伝えきって果たして何分かかるのか。これを把握してから、内容を削ったり増やしたりして、時間を調節していきましょう。
時間主体ではなく、まずは内容を中心に。
- お風呂の中で鏡に向かって
鏡の前で本番さながらに行うことがもちろん最適ですが、私のおすすめはお風呂で体を洗う時です。
所謂“ながら練習”です。
体を洗っている短い時間の中で、
表情を鏡で確認しながら冒頭の自己紹介部分や、結びの言葉など、短い部分を切り取って練習を行います。
これをおすすめする理由はお風呂タイムはリラックスしている状態なので、普段浮かばない挨拶や締めの言葉が浮かぶことがあります。
なのでここでは原稿通りではなく、挨拶部分だけなんとなくやってみよう!くらいの軽い気持ちでやってみて下さい。
自分の表情の使い方はもちろん、普段は出てこなかった掴みの言葉など浮かぶこともあります!
- これが出来れば完璧。録画で自分を客観視。
これはハードルが高いかと思いますが、自分が話す姿をスマホのカメラで撮影してみましょう。
そこで話す自分の姿をみて、ここを直そう。ここの言い回しわかりにくいな。と自分で自分のプレゼンを批評してみて下さい。
もし動画は恥ずかしいという方は、始めは音声のみでもOKです。
録音した音声を聞くことでも十分自分を顧みることは可能です。
この時のポイントは、ついつい悪い面ばかり見てしまいがちですが、まず録音・録画という行動に出た自分を大きく褒めてあげましょう。みなさんが嫌だと感じたように、多くの方がこの方法は避けて通ります。
自分のプレゼンを見つめることが出来た方は本当に勇気があり、行動力のある方です。
そして悪い面ばかりでなく、プレゼンの中の自分の良い面も必ず見つけましょう。
プレゼンの練習について具体例を挙げてご紹介をさせて頂きました。
私自身、あがり症と言えるほどプレゼンが苦手で悩んでいました。
ご自身が実践できそうなものから1つ1つチャレンジしてみてくださいね。
読むだけでは何も変わりません。
1つでいいので実践を!!
みなさんの大切なプレゼンテーションが成功しますように。